甥が、今度会社の歓送迎会の幹事をするのですが、
転任する先輩と、新しく着任する先輩のどちらを先に挨拶してもらえばいいのか、と私に聞いてきました。
歓迎会と送別会を一緒に行う「歓送迎会」は、確かに、構成や挨拶の順番が難しいなと思います。
私も会社にいる頃に幹事をしたことがありますが、その時はどうしていたか、あまり思い出せないので、
歓送迎会について詳しく調べ直してみようと思います。
歓迎会 送別会 同時にする場合
まず、歓送迎会では、最初に司会者が開会を告げ、その際に簡単に会の趣旨である、
新任者の紹介と、転任者の紹介を行います。
その後、その会の中で上の立場にある上司に、最初の挨拶をしてもらいます。
続いて、年長者か次長者に乾杯の音頭を取ってもらいます。
しばらく会食や歓談を行いますが、新任者がその会に早くなじめるように、
新任者の方に先に挨拶をしてもらうといいようですよ。
まだ新任者には知り合いも少ないでしょうし、会の前半で挨拶をしてもらうといいようです。
送別会の挨拶は
そして、転任者に感謝の品や花束を贈呈し、そのあとに挨拶をしてもらいます。
やっぱり転任者の挨拶はしんみりとしてしまう可能性が高いので、会の最後の方で挨拶をもらった方がいいですね。
その後、締めの挨拶や一本締めなどを行って、閉会となります。
閉会の挨拶の際、二次会の案内もしましょう。
歓迎会と送別会の一本締め
一本締めをすると、場が締まっていい雰囲気のまま解散できます。
一本締めというと、「よぉ~、パン」と1回だけ手を叩くものだと勘違いしている方も多いのですが、あれは「一丁締め」と言います。
一本締めは三本締めを省略したもので、「パンパンパン パンパンパン パンパンパン パン」と3回、3回、3回、1回に分けて10回手を叩きます。これを1つとして3つ繰り返す三本締めを省略して3つ繰り返さず1つで終わらせます
できれば、挨拶の前に「パンパンパン パンパンパン パンパンパン パンと10回手を叩いてください」と説明しておきましょう。
また
「それでは、新たな戦力◯◯君の働きに期待を込めて。」
「寂しいですが、◯◯さんの今後の活躍をお祈りして。」
とりょうほうのたちばのかたへの挨拶も入れてくださいね
歓送迎会の準備はいろいろと大変ですが、若手にとって、いろいろな先輩や上司と関わり、
顔を知ってもらえる大切なチャンスなので、手を抜くことの無いように頑張ってほしいですね!